茨城県の漁業発達史　目次

• 著　者　杉山節　二平章
• 掲載誌　『茨城県水産試験場研究報告』
• 発行所　茨城県水産試験場
• 発行年
  第１報　第37号　1999年３月
  第２報　第38号　2000年３月
  第３報　第39号　2001年８月
• 判型等　A4判

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第１報　江戸時代における茨城漁業

第１章　江戸時代以前の漁業概観

1. 　…140

第２章　江戸時代漁業の確立とその背景

2. 　…141

第３章　水戸藩の漁業政策

3. 3.1　沿海漁村の支配体制　…141
   船庄屋　船組頭　分一役　見回り役　荷口銭役
4. 3.2　漁業年貢制度　…141
5. 3.2.1　漁業運上
   鯨の分一税　魚類の分一税　肴荷口銭　魚問屋運上金　船税　税額の具体例　大北川の川魚運上高
6. 3.2.2　夫役制
7. 3.2.3　水産物献上品の取り立て
8. 3.3　漁業助成施策　…148
9. 3.3.1　難破船救助
10. 3.3.2　漁業資金の貸付け
11. 3.3.3　漁業資源の増殖
12. 3.4　漁場制度と漁業規則　…149
13. 3.5　水産物流通制度　…151
14. 3.5.1　肴荷口銭取り立ての方策
15. 3.5.2　問屋株仲間の公認
    湊村の場合　川尻村の場合　浦方問屋と商品流通
16. 3.6　水戸藩の農本主義と漁業　…154

第４章　守山藩の涸沼漁業の政策

17. 4.1　涸沼における漁業権関係　…155
18. 4.1.1　水戸藩の入札制
19. 4.1.2　守山藩の入札制
20. 4.2　涸沼の漁業運上　…157
21. 4.3　漁業規定と組合議定　…157
22. 4.4　神山村と成田村松川の漁場紛争　…158

第５章　鹿島浦地方の代官・旗本の漁業政策

23. 5.1　地曳網漁業の網方運上　…159
24. 5.1.1　漁場運上
25. 5.1.2　船役永
26. 5.1.3　漁獲高税
    漁獲高に対する分一税　定額制の定免請税　上記以外の課税方式
27. 5.1.4　冥加金（浮役永）
28. 5.2　雑漁業に関する施策　…160

第６章　漁法の発達

29. 6.1　関西系のいわし・かつお漁法の導入　…160
30. 6.2　房州漁業の開発　…163
31. 6.3　その他の漁法の発達　…163
32. 6.4　漁具材料の進歩　…164

第７章　江戸時代の漁業種類

33. 7.1　地先漁業　…164
34. 7.1.1　地曳網漁業
35. 7.1.1.1　鹿島浦の地曳網漁業
    地曳網の伝来　関西漁民の進出と地元民操業　地曳網操業の実態　鹿島浦の地曳網統数と従事人口　地曳網の網主　網方議定（浦方議定）　漁船・漁網・漁具　漁獲物の流通
36. 7.1.1.2　県央・県北の地曳網漁業
37. 7.1.2　その他の地先漁業
    たて網（建網・立網）漁業　手繰網漁業　延縄漁業　釣り漁業　たこ壺漁業　捕鯨業　貝類採取業　採藻業
38. 7.1.3　その他の地先漁業の営漁状況
39. 7.2　製塩業　…172
40. 7.2.1　鹿島浦の製塩業
41. 7.2.2　那珂湊地方の製塩業
42. 7.2.3　東海村の製塩業
43. 7.2.4　日立地方の製塩業
44. 7.3　沖合性漁業　…174
45. 7.3.1　八田網漁業（八手網漁業）
46. 7.3.1.1　波崎町（旧東下村）の八田網漁業
47. 7.3.1.2　県央・県北地方の八田網漁業
48. 7.3.2　三艘張網漁業
49. 7.3.3　旋網類漁業
    大揚繰網漁業（網繰網漁業）　小舌網漁業（小揚繰網漁業・越手網漁業）　まかせ網漁業（任せ網漁業）　八坂網漁業（八逆網漁業・八朔網漁業）　湊・磯浜両村の干鰯場紛争　いわし資源の変動
50. 7.3.4　刺網漁業
51. 7.3.5　かつお一本釣漁業と鰹節製造業
52. 謝辞　…183
53. 文献　…183
54. 付表　茨城県の漁業史年表　…185

第２報　明治期における茨城漁業

第１章　明治期における茨城県漁業の概観

55. 　…56

第２章　漁業制度の近代化と茨城県漁業

56. 2.1　小物成等（本年貢以外の雑税）の廃止　…57
57. 2.2　茨城県における漁業税則改正の動向　…58
58. 2.3　水面借区制　…58
59. 2.4　涸沼の漁場紛争　…59
60. 2.5　漁業組合の設立　…60
61. 2.6　維新期以降の漁業制度の進展　…63
62. 2.7　漁業奨励の施策　…66

第３章　明治期の主な漁業種類

63. 3.1　沿岸漁業　…66
64. 3.1.1　鹿島浦の地曳網漁業
65. 3.1.1.1　奥野谷浜の地曳網漁業
66. 3.1.1.2　柳川家と須田家の地曳網
    柳川家の地曳網　須田家の地曳網
67. 3.1.1.3　須田家の漁場喪失の経緯
68. 3.1.1.4　地曳網の張教と漁獲高
69. 3.1.1.5　地曳綱漁業の漁夫構成
70. 3.1.1.6　網主の組織化
71. 3.1.1.7　鹿島浦における地曳網漁業盛衰のまとめ
72. 3.1.2　県央・県北地方の地曳網漁業
73. 3.2　沖合漁業　…77
74. 3.2.1　改良揚繰網漁業
75. 3.2.1.1　改良揚繰網の導入
76. 3.2.1.2　いわし漁の漁期と漁場
77. 3.2.1.3　漁夫の雇用と報酬
78. 3.2.1.4　明治期のいわし類漁獲高
79. 3.2.2　さんま流網漁業
80. 3.2.3　底曳網漁業
81. 3.2.3.1　ギス網漁業
82. 3.2.3.2　打瀬網漁業
83. 3.2.4　かつお一本釣漁業
84. 3.2.4.1　かつお漁業の創業
85. 3.2.4.2　茨城県の全国的地位
86. 3.2.4.3　漁獲高の推移
87. 3.2.4.4　漁期
88. 3.2.4.5　乗組員の労働
    大仲制度の確立　船代天引制の確立　船頭制の確立
89. 3.2.5　まぐろ流網漁業
90. 3.2.5.1　まぐろ流網漁業の発達
91. 3.2.5.2　磯崎与茂七の功績
92. 3.2.5.3　平磯町のまぐろ流網漁業
93. 3.2.5.4　流網の魚網
94. 3.2.5.5　流網漁船の勢力
95. 3.2.5.6　漁獲量
96. 3.2.5.7　漁場
97. 3.2.5.8　流網漁業の洋上作業

第４章　漁船動力化のはじまり

98. 4.1　全国における漁船動力化の趨勢　…94
99. 4.2　明治43年のまぐろ流網船の大量遭難　…95
100. 4.3　再建資金の貸付施策　…97
101. 4.4　貸付施策による漁船動力化の進展と問題点　…98

第5章　水産加工業の概観

102. 　…99
103. 謝辞　…100
104. 文献　…100
105. 年表　…101

第３報　大正期から太平洋戦争期までの茨城漁業

第１章　茨城県漁業の制度的背景

106. 　…55

第２章　漁船動力化の進行

107. 　…58

第３章　主要漁業の進展

108. 3.1　いわし揚繰網漁業　…61
109. 3.1.1　久慈地区のいわし漁業
110. 3.1.2　那珂湊地区のいわし漁業
111. 3.1.3　揚繰網漁業の操業状況
112. 3.1.3.1　漁労体数の推移
113. 3.1.3.2　漁船規模と船団構成
114. 3.1.3.3　乗組員数
115. 3.1.3.4　漁場
116. 3.1.3.5　漁期
117. 3.2　機船底曳網漁業　…65
118. 3.2.1　機械打瀬網漁業（沖手繰網漁業）
119. 3.2.2　機船手繰網（機船ギス網）漁業
120. 3.2.3　開口板式機船底曳網漁業
121. 3.2.4　機船底曳網漁業の規制
122. 3.3　定置網漁業　…69
123. 3.3.1　大型定置網漁業（大謀網，落し網）
124. 3.3.2　小型定置網漁業
125. 3.4　かつお・まぐろ漁業　…72
126. 3.4.1　かつお一本釣漁業
127. 3.4.2　まぐろ漁業（流網漁業と延縄漁業）
128. 3.4.2.1　まぐろ類漁獲量の推移
129. 3.4.2.2　まぐろ漁場の拡大
130. 3.4.2.3　まぐろ延縄漁法への転換
131. 3.4.2.4　まぐろ漁業の漁期

第４章　漁業経営体の階層分化

132. 4.1　漁業経営体の階層構造　…78
133. 4.2　階層分化の動き　…78
134. 4.2.1　小規模経営階層
135. 4.2.2　中規模経営階層
136. 4.2.3　大規模経営階層
137. 謝辞　…81
138. 文献　…81
139. 年表　…82